酒のある日々

東京郊外日野市在住のシニアfujisanが日常を発信しています。

幸田真音を再び4冊

季節は春から冬に逆戻り。

昨日は冬眠中の銭亀“たから”が目覚めるのではと心配したが、今朝は真冬の寒さで一安心。近所の公園の桜が散る頃まで冬眠で体力を温存してほしいものだ、

 

図書館に行ってきた。

先月から読み始めた女流作家の幸田真音(コウダマイン)の経済小説が面白く、再び4冊リクエスト。

最初この作家を男性だと思っていた。

1冊目の[日本国債]というタイトルからして固い頭のおじさん作家と思いながら読み始めた。読み始めてからも文体や内容でもすっかり男性作家だと勘違いしていた。

僕の偏見もいいとこ。

幸田真音の出身母体は、米国系金融機関の債券ディラー。国際金融のことも網羅した小説、雑誌、新聞での執筆活動のみならずテレビやラジオのパーソナリティーとしても活躍していたそうだが僕は知らなかった。また、政府の税制調査会財政制度等審議会などの委員や日本放送協会経営委員会も務めていたとのこと。

履歴はともかく、タイムリーな経済トピックスやインターネット犯罪をテーマにしている小説がテンポよく展開しているので一気に読んでしまう。

なので再び幸田真音

スギ花粉の影響で涙目ながら、ソメイヨシノが咲く頃まではこの女流作家の著者に付き合うことにした。