酒のある日々

東京郊外日野市在住のシニアfujisanが日常を発信しています。

墓地の名義人変更手続き完了

母の納骨式に続き墓地の名義人の変更申請をした。

都立小平霊園の墓地は昭和55年8月に作り替えたのを期に墓の名義人は僕になった。

"長男だからお前が墓を建立したということにした"
と母から言われた。それ以来墓の名義人として年間管理費を支払ってきた。

それにしても墓地の整備費は予想外に高額。
母と我が家で折半した。
新車1台分の臨時出費で驚いたことを覚えている。

f:id:hibitanoshime:20200901164146j:plain

広さは12平方メートルで年間8400円だからたいした金額ではない。

だが名義人であるからには年2回のお彼岸に掃除に行かなければならぬ。
これが年々苦痛になってきた。

墓地手前にある松の大木の落ち葉が半端でないのだ。
また松の根の成長で敷いてある敷石がデコボコになった。
そのすき間から伸びた雑草の草抜きが大変なのだ。
10年後には松の根が原因で
墓地そのものが破壊されるかも知れぬ。

この迷惑松のことでは霊園管理事務所に苦情を申し立ててある。

東京都の方では松の大木を切り倒し敷石をきれいに整備してくれるという。
すでに1年以上経過したが順番待ちとの返事だ。

f:id:hibitanoshime:20200901174540j:plain

この墓には僕も妻も死後入らないつもり。

お互い残った方あるいは娘に『僕はそこらの海に妻は日当たりのいい樹木葬にして欲しい』といってある。

僕の妹二人は『小平霊園に入る』と言っている。

ならば墓地の名義人を変更しようということを二人に提案。

同時に"嫌なら俺は墓地を放棄する"と言ったら長女が『それなら私が引き受ける』という。


本日"墓地名義人変更手続き"を終了した。

現名義人の生前に承継人を指定する場合に必要な書類はいくつかある。これらを揃えるのにエネルギーを使う。

高齢者同士の名義人変更手続きのケースは余りないようだ。変更理由の書き込み欄があるが場合によっては医者の診断書の添付を求められるとのこと。

小平霊園の管理事務所で新旧の名義人が揃って来るのが一番簡単だと聞いた。

1、申請者と現名義人の実印と印鑑証明書
2、戸籍謄本
3、二人の続柄を証明してある戸籍謄本類
(父母の戸籍謄本など)
4、東京都霊園使用許可証
(直近の管理料金領収書でも可)
5、申請書及び誓約書
6、手数料1700円
7、郵便切手460円
f:id:hibitanoshime:20200901172455j:plain

名義人を交代したからって墓参りには行かないわけではない。都合のいい時に行くつもりだ。

今年は新型コロナウイルスの感染を避けているのか周辺の墓地でもかなり荒れ放題の墓地を見かけた。

体力あるうちに墓地のことも考えておかなければいけないね。子供達に面倒や負担を押し付けては申し訳ないものな。

🏥都内の新型コロナウイルス感染者数
f:id:hibitanoshime:20200901173138j:plain