酒のある日々

東京郊外日野市在住のシニアfujisanが日常を発信しています。

妻も娘も陽性判定

僕が新型コロナウイルスPCR検査で陽性判定は4月18日の火曜日。クリニックから陽性との電話があった時点で自宅療養なので、2階の寝室から出るのは一階のトイレに行くときだけ。しかもマスクにビニール手袋をはめて極力どこにも触らないように過ごしていた。妻は階段を含めて家中消毒薬で念入りに掃除した。

僕は翌日も高熱。37度を上回り身体は多少フワフワ感あり。他の症状はない。

テレビはつけっぱなしでうつらうつら。

腹は減らないが薬を飲む為に食べる。お粥に味噌汁に瓶詰めの海苔など消化のいいものだけの食事をして指定通り薬を飲んで過ごした。

夕方妻が熱が出始めたという。

熱以外の症状はない。

37,5度を越えた時点で、妻も新型コロナウイルスに感染したと覚悟をした。

街のクリニックに電話したら、明朝9時15分の予約が取れた。

20日朝のPCR検査で妻も予想通り《新型コロナウイルスー陽性》だった。

直ぐに新型コロナウイルスの薬は飲んだ方がいいだろうと僕に出された『ラゲブリオカプセル200mg』を1回分渡した。

妻は持病がないので、僕とは多少薬の種類が違うが、新型コロナウイルス菌退治の薬は同じ『ラゲブリオカプセル』だった。

僕のために色々食料品を買っておいてよかったよ。

同居の次女にメールを入れた。

「両親が陽性になったがお前は何ともないか?」。

妻も「食事の用意はしないから外食してきて!」。

返事は「何ともない」「わかりました」。

僕の陽性判定から3日目の21日金曜日。

高熱が完全に平熱まで下がってきた。

9時半になると街のクリニックの看護師から様態確認の電話がくる。それぞれ陽性判定の日から5日間掛かってきた。

毎回、体温と体調の変化を聞かれる。

新型コロナウイルス感染症用のラゲブリオカプセル以外の薬の追加が必要なら出しますと言われたが必要なしと答えた。

僕はこの返事を後悔している。

21日金曜日の昼過ぎ、会社に出勤した次女から妻に電話があった。

「喉が痛くなり少し熱があるようなので会社近くの新型コロナウイルスの検査場に行ってくる」

しばらくして次女からメール。

検査結果は陰性だったから安心した

その晩帰宅して「コロナ感染では無かったけど喉は痛い。咳も出て来たので明日午前中やっている耳鼻咽喉科に行ってみる」

僕の体調は薬を飲み始めて3日目にはほとんど普通になった。

妻は2日目の夕方には平熱に落ちて時々咳をしている。

22日土曜日。

両親は体調回復がみられるが次女が・・

「昨日夕方より益々喉が痛く少し息がしにくくなった」という。

食欲もないようだ。

10時頃に自転車で多摩平にある耳鼻咽喉科に行った娘は12時過ぎても帰って来ない。よく行くスタバにでも行ってコーヒーでも飲んでいると思っていた。

13時過ぎた頃、耳鼻咽喉科から妻のスマホに電話があった。

「お嬢さんは新型コロナの陽性判定だったのでこれから治療が受けられる病院を探しています」連絡が来なかった娘はどうやら個室で隔離されていたらしい。

看護師は更に「お父様の自宅療養期間は今日いっぱいだが、体調が悪くなければ、車で迎えに来て、そのまま紹介する病院に送っていってほしい」という。

了解した。

14時30分、耳鼻咽喉科から電話。

「コロナ感染者の娘の治療を受け付けてくれた病院は府中の『都立多摩医療センター』です。直ぐに迎えに来て下さい」。

都立多摩医療センターは西国分寺駅の近くにある大規模病院だ。

妻はまだ自宅療養隔離中なので僕一人で紹介された病院まで行くことにした。

耳鼻咽喉科の診察結果は、

《喉の気道の太さが半分くらいになっていたそうだ。これも新型コロナウイルス感染症の影響でしょう》とのこと。

続く