酒のある日々

東京郊外日野市在住のシニアfujisanが日常を発信しています。

楡周平34作目は『虚空の冠』

リクエストしておいた小説を引き取りに日野市中央図書館へ行く。
もちろんウォーキングがてらだから歩いていく。
いつ雨が降ってくるかと気をもんで急ぎ足。
休館日の翌日だがすいていた。

借りてきたのは楡周平の『虚空の冠 上下』の2冊。今回のテーマは新聞と電子書籍

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新潮社の書籍紹介よりー
時代を予言するエンタテインメント巨編。「電子書籍」を制する者が次世代のメディアの王となる。この小説は、リアルすぎる!

俺の夢は、メディアの制覇だ──。終戦直後の日本。若き新聞記者、渋沢はある船舶事故に遭遇。一人生き延びた彼は、事故をめぐる重大な秘密と引き換えに、出世の階段を登り始める。時は移り、現代。IT企業の社長、芦野は電子書籍ビジネスに目を付けた。そのコンテンツ獲得のために、今や極東グループの会長となった渋沢に接触を試みる。時代を予言する衝撃のエンタテインメント。