酒のある日々

東京郊外日野市在住のシニアfujisanが日常を発信しています。

ゴジラ−1.0を観て

昨年の晩秋に封切りになった時から観たかった映画【ゴジラ−1.0】に行ってきた。

今日の昼、立川のシネマシティで観た。

音声が臨場感いっぱいの極爆劇場だ。

スマホで席の予約ができるが+50円。

 

当日券のチケット売り場はシネマシティⅡの2階にある。自販機で好きな席のチケットを購入する。

極爆劇場は建物の一階にあるが一階にはトイレがないので上映間際までチケット売り場近くで待ち、トイレを済ませてから席に着いた。老人は2時間半が限界だからね(笑)

今回のゴジラ映画は、アカデミー賞の〘視覚効果賞〙を受賞した。迫力の期待度は100%。

ゴジラのテーマソングを聞くとワクワクするね。

3〜4年前に観た〘シン・ゴジラ〙も強烈で印象的なゴジラだったが今回のCGゴジラも迫力満点!放射能を吐き出す前に背中の突起が不気味に光ってニョキニョキ立ち上がるのには違和感を感じる。

映画の筋立はいつもがら大雑把だがそれでいい。

戦後の混乱期、アメリカ軍の爆撃で瓦礫と化した東京にやってくるゴジラ。生き残り特攻隊員と助けた戦災孤児を守る女性との疑似家族。爆雷処理をする仲間たちとの日常。

そんなことはどうでもいいが、ド迫力のゴジラがなんで復興半ばの東京銀座に現れ破壊するのかね。なぜか国会議事堂や皇居には近づかぬ。その場所の破壊はタブーなんだろうな。

日本人としては原爆投下したアメリカの市街地で大暴れする方が理屈に合うと思うがね。ゴジラは理屈では計り知れない不死身の怪物だが理不尽な戦争の犠牲者たちの亡霊。怨念が創り出す集合体があのパワーと解釈されているからね。そう考えると日本の首都に現れて復興都市を破壊するというのは理屈にあってあるのかも知れない。

2023年制作のゴジラ映画は過去のゴジラ映画とは大きく異なる。ゴジラに対抗するのは政府・自衛隊などの国家権力者ではなく軍人崩れの技術者や漁師たちの民間人。

今回のゴジラも人間の知恵の前に敗れるのだが、不滅のゴジラはやはり永遠のヒーローとして再び蘇るだろうと予感いや期待あり。

次も楽しみにしているがそう長くは待てないぞ。僕は日本人男性の平均寿命に近づいているからね。

映画感のロビーには多くのポスターが貼ってあるが、近々アメリカのキング・コングゴジラとの一騎打ち映画があるらしい。

ゴジラにとってキング・コングは対戦相手としては役不足だな(笑)