酒のある日々

東京郊外日野市在住のシニアfujisanが日常を発信しています。

重すぎるテーマの楡周平と新たな三冊

楡周平の"終の盟約"を読んでいたが頁半分を残して読むのはやめた。

あらすじは個人病院のオーナー医師は長男に後を継がせた。高齢で認知症を自覚したためだ。趣味の絵に没頭した老医師が描くのは長男の嫁の顔。先に奥さんを亡くし人格者と言われていた老医師が描くのは男女の絡む絵ばかりに二世帯住宅に住む長男は驚愕する。

延命処置に関する意思確認書といわれる「終末期医療の事前指示書」を書いていた医師は親しい医師の病院に入院。老医師は個室の病室でも長男の優しい妻には絶対見られたくない絵を描く。そしてまもなく心不全で死亡。兄弟間では納得の遺産分与に人権派弁護士の弟の嫁が異義。そして安楽死の疑いが浮上する。

読んでいる途中で何度も足踏みもしたがあまりにも身近なテーマで嫌気がさした。

年寄りには余りにも重すぎるテーマの小説はダメだな。

誰でも認知症になる可能性はある。
その兆候を感じたら"事前指示書"を書いておくことが必要なのだ。
残された家族に面倒をかけたくないと思えばね。
🍀死ぬまでに大金がかかり患者を痛め付ける延命処置を拒否するにはこの『事前指示書』が必要なのだ。🍀
代わりに借りてきたのはこの4冊。
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文庫本サイズは内科で待たされた時用の一冊だ。今週中にインフルエンザの予防注射に行こうと思っている。予約はとれないから待たされることを覚悟しなければ。
それにしても図書館の居心地の良さそうな椅子は相変わらず長居する年寄りたちに占拠されている。新聞や雑誌読むなら自宅で読めや。

市役所の職員は長居する年寄りを排除する方法を考えた方がいい。妊娠中の人も幼児連れも利用する市民の図書館もソーシャル・デスタント。気楽に座れるイスじゃない。常連年寄りたちの憩いの広場では無いのだから用が済んだら追い出せよ。コックリ・コックリしている奴も居たぞ。😆